中小企業経営者向けスタディツアー開催(5月20‐22日)
2025年5月20日から22日にかけて、中小企業経営者を対象としたスタディツアーを実施しました。
初日は、午前中にタイ投資委員会(BOI)を訪問し、最新の投資優遇制度や政策動向についてご説明いただきました。タイ政府による産業支援の方向性を理解する貴重な機会となりました。午後は、エナジードリンク「レッドブル」で知られるTCPグループを訪問。同社の歴史やグローバル展開について学ぶとともに、タイ国内工場から出荷される各国向け製品の試飲を通じて、同社の多国籍戦略を体感しました。
2日目は終日座学で構成され、午前中はタイ経済の最新動向や市場環境についての講義を通じて、マクロ的な視点からビジネス機会を考察しました。午後はサシン経営大学院にて開催された、現地日系企業の駐在員を対象とした物流セミナーに参加し、サプライチェーン最適化や新技術導入の事例などについて理解を深めました。
最終日は、午前中にイノベーション庁(NIA)を訪問し、タイ政府によるスタートアップ支援や技術革新の取り組みについて説明を受けました。午後には、先端技術を活用した製造業支援を手がけるYN2-Tech社を訪問し、現地企業による実践的なイノベーションの現場を視察しました。
今回のスタディツアーを通じて、参加者の皆様にはタイにおける投資環境、経済動向、現地企業の先進的な取り組みなど、多角的な視点から現地ビジネスへの理解を深めていただく機会となりました。
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