2021.12.13 06:06第11回 美しさとは何か本コラムではこれまで美という極めて「主観的」な概念と、主体と客体を分離して「客観的」に管理対象を捉えようとする経営管理という、一見すると対極に位置するように見える両者の関係について、さまざまな経営者との対話を通じて考えてきました。そこでは大変興味深い議論を重ねることができ、多くの...
2021.11.17 01:36第10回 美しさは出会いから立ち現れるタイ発のアパレルブランドで、現在ではレストラン・カフェや家具事業なども展開するグレイハウンド社の創業者でCEOでもあるバヌ氏との対談を振り返る。最近では、IKEA社とのコラボレーションも注目を集めている。前回に引き続き、グレイハウンド社の創業者でありCEOでもあるバヌ氏との対談を...
2021.10.11 01:38第9回 毎日の生活を楽しむファッションスタイルタイ発のアパレルブランドで、現在ではレストラン・カフェや家具事業なども展開するグレイハウンド社の創業者でCEOでもあるバヌ氏との対談を振り返る。最近では、IKEA社とのコラボレーションも注目を集めている。バヌ氏:美と経営というのは非常に面白いテーマですね。つい最近、日本のBRUT...
2021.09.13 01:43第8回 タイのファッション産業の高付加価値化を目指してこれまで数多くの著名デザイナーを輩出してきた文化服装学院と、タイの大手財閥サハ・グループの合弁として2005年にバンコクで設立されたBunka Fashion School(以下、Bunka)。ソンポン・スーントムタムロング学長との対談をもとに、タイへの招聘の狙いや今後の展開など...
2021.08.16 01:50第7回 アートとサイエンスの調和の重要性今回も引き続き、電通タイランドのナロン・トレスチョンCEOとの対談を振り返ります。前回は、他社との差別化やブランディングにおけるストーリー、文脈の大切さに触れました。今回は、一見相容れないと見られがちなサイエンスとアートについて考えます。 藤岡: 経営は、サイエンスかアートなのか...
2021.07.11 00:16第6回 ブランディングとストーリー前回に続き、電通タイランドのナロン・トレスチョンCEOとの対話を振り返ります。前回は「ホンモノ」の意味を「美と経営」という文脈で考え、人々がそれぞれの「美しさ」「カッコよさ」の尺度を持っていることを理解しました。今回はブランディングについて考えます。私たちが新興国で事業を展開する...
2021.06.16 00:45第5回 「ホンモノ」の美の多元性とブランディング今回は電通タイランドのナロン・トレスチョンCEOとの対話を振り返ります。欧米系広告代理店での経験も豊富なナロンCEOの言葉からホンモノの美について考察します。「美とは何か?」という問いに答えることは容易ではありません。しかし、美しさとは、外見のような表面的なものだけでなく、かつて...
2021.05.14 00:51第4回 コロナ禍で求められる知の作法とは?前回に引き続き、資生堂で執行役員及び同社アジアパシフィック社の創業時からCEOを長年務められたジャン・フィリップ・シャリエ氏との対談を振り返りながら、経営者の仕事について考えてみます。シャリエ氏や多くの経営者との対話を通じて改めて感じたことは、「組織を率いるうえで、それまでの人生...
2021.04.15 15:32第3回 信頼関係構築と財務業績の二兎を追う経営前回に引き続き、資生堂で執行役員及び同社アジアパシフィック社の創業時からCEOを長年務められたジャン・フィリップ・シャリエ氏との対談を振り返りながら、経営者の仕事について考えてみます。シャリエ氏がシンガポールの資生堂アジアパシフィック社のトップに着任した2014年は、資生堂にとっ...
2021.02.10 00:29第1回 美と経営の関連性とは2020年一年間を通じて、日本及びタイで活躍するトップエグゼクティブの皆様との「美と経営」をテーマにした対談の内容を取り上げてきました。今年は「美と経営」というテーマの意図や、これまで行われた対談を振り返ってみたいと思います。■対談を通して見えてきたメッセージ読者の中には、どのよ...